オウジャ ノ タタカイ
OWENが泣いていた。
準々決勝ブラジル×イングランド。最後まで気を緩めなかったのは王者の方だった。
容姿は日本代表のサントス(アレックス)に少し似ている彼。もの凄いドリブルでイングランドの密集した陣地へ中央から突破していったかとおもえば、かるーくサイドのリバウドへフィニッシュにもってこいのパスを送る。そしてゴール前からのフリーキック。彼の元から放たれた放物線は名手シーマンを軽々越えてゴールのはるか上空から急降下する。そしてゴールマウスの左上の角めがけて針の穴を通した。
まさに圧巻である。
イングランドがやる気、希望、勇気を打ち砕かれてしまった。足が動かなくなってしまいスタミナが切れてしまったのだ。
ブラジルはディフェンスに不安は抱えているが、それを補ってあまるぐらい攻撃力が文句なく強い。間違いなく優勝候補の筆頭である。
さあ、今日は第二次世界大戦で戦った両者の戦い。アメリカ対ドイツだ。
アメリカが実力をじわりとつけて元気なので期待したい。スポーツカフェというところがあるらしいので見山仕る。
番狂わせ好きな僕はもちろんアメリカを応援しよう。