ニホン ガ タリナイ ニホンジン

少し前にいつも身近にあったはずの
「苔」に気が付くことができた。

今年の秋は生まれて初めて秋の香りとして
意識することができた「金木犀」。

そんな今日この頃、何気なく見ていたTVに流れ始めたCM。

AC公共広告機構のそのCMのコピーは
「日本が足りない日本人」。

「このまちには古きよき日本が残っているんですよ」と
嬉しそうに語る綺麗な着物を着た女性。

その人はなんと外人。

そう、日本にいながらにして日本の良さを外人の方から
学ぶことは多い。

中には日本人以上に日本の心を知っていそうな方々もいる。

焼き物の街・常滑に焼き物をやるために
イングランドから来たリチャード。
彼は日本人の奥さんと150年モノの日本家屋に住んでいて
そのお家がとっても素敵!家具も庭もぐっど!
「こんちわー」っといって門をくぐって
入ってきたのはご近所の陶工。ちなみにかれはフランス人。

いったいここはどこなんだ?(笑)

クラブではジャズ系のミクスチャーが
ここ数年幅を利かしてるけど
まさにこれもミクスチャーだね。

こんな素敵な場所を見つけることができて
僕としては幸せを感じるんだけど
でも実は「日本の心」に魅せられて
移り住んでいる人々は全国的に
いるんだろうなぁ。

BSでよく見かけるね♪
ジロさんとかその代表なのかな(笑)

サッカー好きで日本文化に興味があって・・・。
共感♪
彼が着ていたアズーリのユニ!
あれ欲しい!!

僕んちの母屋もそうだけど
古い家のこげ茶色になった剥き出しの柱に
無条件で親近感を覚える、懐かしさを感じる。
クリティカルヒット!快心の一撃である♪

そしてさりげなく置かれた小ぶりな味のある箪笥。

日本の家具というのはこうもモダンなものなのか。

伝統工芸にやっと興味が湧いた。

自分の趣向が枯れたものに向いているのだろうか。

「和なモダンシンプル」。

低い足の黒とかこげ茶のイームズのシェルなんかも
実は和に合うだろうなぁ。

もっと日本を知ろう。