ルーム スィースリー

僕の担当は

ROOM #C3

思いがけず手にした大役。
カメラマン。

そして今日の主役は紛れも無く

青木克憲さんと佐藤可士和さんの「アートディレクションの可能性」だ。

朝一の9時開場と同時に足早で走りこんでくる学生たち。

ねらうはもちろんかぶりつきの一番前。

まずはドイツのバウマンさんのタイポグラフィの話。
なんだかすごく仕事を楽しんでいる感覚が気持ちいい。
待ち合わせのスタバなんかでメモ帳を取り出して
落書きにはまってしまっているあの感覚だw

そしてそのまま11時の青木さんと可士和さんの
トークセッションへとヒートアップする。

今回の会議の中でも人気の1位2位を争うほどの競争率。
しかもキャパが小さいので入りきれなかった人も大勢いるらしい。
たぶん別部屋のモニターとかで中継しているのをみんな見ているに違いない。
部屋の通路にもびっしりみんな座っている。

目の前の二人から何かを感じようと受け取ろうと
観衆の集中力もピークに達している。

今のデザインの現場の仕事の生の言葉が二人からどんどん出てくる。

あえて短い時間だからこその
貴重な重要なシンプルな言葉が
とても嬉しい。

いつもは東京や大阪の地元でスカシていなくちゃならない学生たちも
名古屋に来て羽が伸びてきたように見える。

会議全体、名古屋全体が活発化している。

なんども思うことだけれど、とても運がよく幸せな時間を過ごしている。