デジタル シカ シラナイ カラ

僕の尊敬する東京の友人たちと共に送った生活。

その生活が僕に写真の楽しさ、生きる喜びを教えてくれた。

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そのときの僕のカメラはたった一つ。

CanonIXY DIGITALだった。

そう「デジカメ」だ。

1万枚をデジグラフ*1したぐらいの頃にいま使っているCanonのEOS 10Dを手にした。

要するに

僕はデジタルしか知らない・・・ともいえる。

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僕の周囲をぐるっと見回してみても写真をやっている人々っていうのは
デジカメを肯定的に、むしろ食材の一つとして有効活用している人々という
人々がたくさんいてもいいのに。

「フィルムの人」が「デジタル」のこという時、
飯沢耕太郎さんが「デジグラフィ」で書いているような感じ。

少し悲しかった。

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フィルムの人の気持ちを知りたい!

だから僕は1Vやminiflexでそれを確かめる旅に出る。

果たして向こう岸にたどり着けるだろうか。

*1:銀塩の写真が「フォトグラフィ」というのに対して、最近はデジカメで気軽に写真を撮ることを「デジグラフィ」と呼ぶらしい。飯沢耕太郎さんが「デジグラフィ」の中で書いていることはすごくわかりやすい。